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論文の書き方

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はじめに

これは所属する研究室のために作成した卒業論文の書き方の一部を抜粋したものです体裁を中心にまとめていきます文章の構成等についてはほとんど触れませんLaTeXによる論文執筆1を想定しているシーンが多いかもしれませんまた我流の部分が多いと思うので半分は流してもらって構いません所詮ただの学生がまとめた内容なので誤りが多いと思います

ここで説明する論文とは自然科学の学術的技術文書のことで文学作品ではありません研究の成果をいかに読み手にわかってもらうか信用してもらえるかが重要です研究が世の中で評価されるかは研究の質X論文の質Yの積で表せると思いますここで説明する論文の体裁はYに影響するので研究を評価してもらうためには重要だと思います

体裁について詳しく体裁以外についても知りたいなどの人は文献を参考にしてください

論文の体裁

論文の体裁についてまとめます

論文の構成

論文は次のような構成で執筆します本文はIMRADと呼ばれる構成となります

緒言と結言の組み合わせには統一性が必要です主に次の組み合わせがあります

半角と全角

半角文字英文字と全角文字和文字について説明します

数式

数式を書く上での留意点をまとめます

表を載せる上での留意点をまとめます

日付気温
2/243
2/256
2/264
2/272

図を載せる上での留意点をまとめます

図を書くためのフローチャート

謝辞

研究で受けた援助等がある場合に謝辞を書きますたとえば指導教員や研究室の他の学生に対する謝辞は次のようになります

本研究におきまして〇〇研究室の〇〇教授から多大なるご指導ご助力を賜りましたことを深く感謝するとともに心からお礼申し上げますまたご協力いただいた同研究室の各氏にも感謝します

参考文献

参考文献の記述スタイルには次の表のものがあります自分が所属する分野のスタイルを参考にした方がいいと思いますSIST 02は日本で定められた

付録

論文は本文中に記載できなかった補足資料として付録を付ける具体的には式の導出の詳細従来手法の詳細得られた実験データなどがある付録は参考文献の後に付ける

まとめ

論文の書き方と題して体裁についてまとめましたまだ具体例をもっとあげて内容を濃くしていきたいなと思います

文献

  1. 木下是雄 “理科系の作文技術” 44版 中央公論新社2001
  2. 文化庁 “公用文に関する諸通知” リンク参照2021-08-08
  3. 文化庁 “公用文作成の考え方” リンク参照2024-06-16
  4. 科学技術情報流通技術基準 “参照文献の書き方” リンク参照2021-08-08
  5. 論文太郎 “科学技術論文の書き方” リンク参照2021-08-08

脚注

  1. 研究室ではLaTeXのテンプレを使用しています

  2. LaTeXMS Wordの機能でインデントを設定すべきです

  3. 紹介中は句読点をその組み合わせにしています

  4. LaTeX$ $MS WordInsertEquationでモードを切り替える

  5. 英文では数式が文の一部で句読点を付けます文の終わりが数式の場合は句点.にします

  6. LaTeXなら\text{}の利用を強くオススメします